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「太古の記憶が生きる島」
四億年という太古の地層を持つ、無人島
国と市と個人で所有管理、10年前、台風の影響で無人化
自然の豊かな営みと人の残された営み
島に残された家屋や辨天社は今も放置されたまま
神話や歴史の観点からも重要な島であるとされ
人間が生まれる遥か以前から、地球の営みを記憶し続ける

「 四百年前の辨天社 」
1624年 竹生島から辨財天を勧請した文化的シンボル。
10年前の台風の影響で無人島になると、島に渡る機会は減り
島の現状を知る方々はごく一部となっている
かつて社に込められた自然への敬意や想いは想像の域を出ず
最低限の補修を繰り返し、人と自然の間に触れ続けている
2024年 四百年ぶりにご祈祷や奉納演奏を実施

「 残された人の営み 」
島には今も、いくつもの家屋が残されたままになっている
元々は島民の暮らしがあり、島の自然との営みが続いていた
「どうして、こうなってしまったのか?」
島に訪れるたび、波風で崩れていく家屋が私たちに問いかける
いつしか失われた「島と人の絆」
もう一度、共に生きるために、私たちは何ができるだろうか?

「島の豊かな自然」
人の手の届かない、自然が残された島
国定公園に指定されている島には、多様な動植物が生息
海には太陽のきらめきが反射し、海中の石は宇宙の星々のよう
島の夕焼け、満点の星空、美しいお月様も宝物
1000年先の未来に、豊かな自然を残せるように
私たち人間の手で、元の状態にお返しし続けていたい



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